山で滝に打たれる修行
ってイメージではぼんやり浮かぶのですが、実際にどんなものなのか?できるのか?
さほど考えたこともありませんでした。
イメージ↓

以前高尾山にトレイルランニングをした際に出来る事を知り、人生いつかやりたいと思っていました。
調べてみると
www.takaosan.or.jp
なるほどしっかりホームページもあります。
コロナで工場見学がどこも受け付けなくなり、イベントを計画することができなくなり、この滝行を思い出しました。滝行は屋外イベント故にか?予約受け付けていました。
企画したときはまだ夏だったんでさほど気にならなかったのですが、12月に滝に打たれるって寒いよね・・・・・・
まあ、色々理由や経緯はあったわけですが、コレも縁というわけです。
場所とアクセスその1
goo.gl
高尾山からケーブルカーに乗って、下車後はダラダラと若干の上り坂を歩いていくと高尾山薬王院大本坊に着きます。先ずはここで昼食をとりました。

愛宕の醍醐なら酒飲めますが、こんなトコでどうなんだ?なんて期待ゼロ%でしたが

マジ美味かった。
毎日昼飯コレでもいいと思うぐらいです。
場所とアクセスその2
さて、ここから先ず高尾山の山頂まで上り、六号路で下りました。
なぜ、こんな回り道をするかと言うと

薬王院から滝行をする「びわ滝」直通の道がないのです。ぐるっと高尾山をひと回りする必要がります。六号路は結構ハード目の道なので、男性の革靴や女性のヒールなどでは絶対に行かないほうがいいと思います。ひょっとしたらケーブルカーで下って、六号路へ再度登ったほうが距離的には近いのかもしれません。いや、六号路はハードでしたが、基本下り坂なので、やっぱりこの大回りコースに落ち着くのかもしれません。
滝到着

こう見ると、滝なんて大したことねーじゃん
と思ったのですが、寄るとかなりの迫力です。はっきり言って寒い
本当はたくさん写真を取ったのですが、SNS等に上げないことと言われたので、写真はここまで。実を言うと、同行者が撮影したので、その同行者に上記注意事項を言っていたので、私は聞いておらずSNSに上げていました。後日しれっと削除しました。
説明を聞く
滝行担当の坊さん(ワンオペらしい)に説教とやり方などの説明を受けます。
ここに来ているのは全て修行、やらない同行者も非日常で見て経験する修行、ということでした。
持ち込み道具
白の下着とタオルを持参しないといけないのですが、下着は
ふんどしにしてみました。べつに指定されているわけではありません。でもなんとなくコレだろ!って思いました。
人生初ふんどしでした。結構フリーな感覚で良かったです。日常使ってもいいかもしれません。
水温9度
この日は9度ととてもあたたかく、「丁度いい水温」と坊さんはおっしゃっていました。いやいやめちゃ寒い。冷たい。流石に5度を下回ると出来ないとおっしゃっていました。
個人的には、真夏なら冷たくて気持ちいいかもしれませんが、日常30度で、10度の水温だと差は20度。12月は13度だとすると差は4度。差が少ない方が体に負担少ないんじゃない?という屁理屈を同伴者に言ってみたのですが、だれも受け入れてもらえませんでした。
細かい儀式については割愛しますが、慣らしを兼ねたお経とバケツの水をかぶる時、ここが一番キツかった。
実際に始まっちゃうと、お経を唱える(怒鳴る)って気合入れているので後は時間が過ぎるのをアドレナリンMAXで爆発させているのであっという間の出来事でした。
お清めの塩をかぶって、それが塩水になって目に入るのが辛かった。
終わった後は
借りた白衣を脱水させ、着替えて解散→下山となります。
予定では駅前の温泉施設に入る予定でしたが、時間がなかったのでいけませんでした。
感想と反省と
私はゴム底の革靴、ジャケット、コートというこの後の忘年会前提の格好でした。コレが辛かった。登山靴、荷物はリュック、軍手等をお勧めします。
タオルとふんどしは○でした。
季節は12月でしたが、これも有りだと思います。無理しないでくださいね。
やはり温泉には入りたかった。時間に余裕を持った予定をすることをお勧めします。ここで飯食ってもいいと思います。精進料理は美味かったけど、六号路上っても十分だと思います。
またやるか?と聞かれると微妙です。しかし、体に負担のある事なので、興味のある方は中年を超える前までにやることはお勧めします。