もともとの認識として
元々、ビブラム5フィンガーユーザーなので、「素足に近いランニングを推奨」されている方々がいらっしゃることは知っていました。しかし、5フィンガーでランニングするのは正直あまり好きではない。
アレは場所食わないのでジムのシューズ、そして出張の時、持っていくシューズと位置づけしていました。
きっかけは
この時、旧友が「ワラーチを持っている」って話もしていた事がちょっと心に引っかかっていた。5フィンガーユーザーよりさらにハードコアを先に越された感。とはいえ、まあこちらもあまり金使うの好きではないので、ちょっとしたジェラシー程度でした。
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で、なんとなくネットで調べていたら、このワラーチは自作するモノというブログを読んだ。なるほどシンプルなものだし、そもそも自作なんだろうし、
って訳で作り方などを調べて、とりあえずアマゾンで購入してみました。(旧友は絶対市販品だと思うけど)
購入したもの
ビブラムソール
先ずはこのビブラムソール。
本来はブーツなどのソールを張り替える為のパーツだと思います。
種類は色も含め色々あります。標準的な薄めの「8338」と厚めの「8327」があります。
3号目の時、厚めで作りました。ワラーチ原理主義者は薄めで極力素足に近づかないと行けないのかもしれませんが、私は厚めの方が使用頻度高いです。世の道路は尖った砕石が多く、現実的には厚いほうが走りやすいです。
真田紐
アマゾンのビブラムソールのコメント欄が推していたのがこの真田紐。皆がそうなら 間違いはない様な気がしたので同時購入。
ネットではこの真田紐以外にも、パラコードを使用する派もあるのですが、パラコードの場合、私は足に食い込みが痛くなってしまい止めました。抜いて真田紐を新たに買って作り変えました。
個人的にはこの真田紐の幅と緩み具合がとても気に入っています。
接着剤
ゴムのりです。「シューズ修理用ゴムのり」で検索出てくると思います。
色は黒にしました。
購入した道具はこれだけです。
追って、3度目の作成時は
作ってみた
カッティング
ソールに自分の足を載せ、かたを取り切ります。
↑写真より、若干余裕をもって切った方が良いと思います。ギリで切ると爪に物が当たる危険があります。昆虫の触角の様にちょっと触っただけで気が付きます。なんでも少しは余裕を作っておいたほうが良いというわけです。
穴明け
私は手元に穴を開ける機械としてポンチを使いました。
タオル隅につける「ハトメ」を自作したときについてきたポンチ。
こんなモノなくていいです。インパクトドライバーで穴を明けたこともあります。
ハトメだと若干穴がでかくなってしまいました。
後方の2つの穴はできるだけ縁に近いほうがスッキリすると思います。
真田紐の通し方
紐の通し方は
この動画を参考にしました。
真田紐をアマゾンが勧めてきたのも、この動画が震源かもしれません。明細は動画を参考にして下さい。元々そんなに緻密な話でなく、ちょっと適当に真面目なぐらいの認識で十分使えるものが出来ます。工作が苦手な私でもなんとかなったんだから間違いないです。
で
完成がこちら
↑これは初めて作った時のものです。
こちらは3回め。もう慣れすぎて完全に油断しているので左右の紐の種類すら合っていません。
足の裏にのりを貼る
大切なのがコレ。ゴムのりを設置部分に豪快に盛り盛りに塗ります。↑写真では少ないです。使っているうちに取れて適正量残ります。盛り上がりますが、この部分は気になりませんので大丈夫です。
又、ちょいちょいチェックして紐が露出してきたらまた塗ります。
初回ランニング感想とか
せっかく作ったので走ってみました。
自作ワラーチで2km試走。帰りにコンビニでチューハイ購入。はた目には単なるサンダル履きのおっちゃんの買い物だな。 pic.twitter.com/Kp6HBYViYH
— 宍 (@shishi10k) 2019年5月2日
・足の裏の衝撃はたいしたことない
ビブラム5フィンガーを初めて履いたときの方がありました。
走り方が既にかかと着地から全面着地に修正されたのかもしれません。
・ペタペタうるさい
やたら夜の街に響きます。
・尾の違和感はさほど感じなかった
まったくないというわけではないのですが
・両脇の通している部分の位置の絶妙感を感じる
tevaともなにか違うんですよ。いかにシンプルに素足に近づけるかという事が大切な気がします。
→この辺は慣れます。
・紐の結び方が若干怪しい
浴衣の帯も都度都度忘れて動画を見るバカなので、こんな複雑な結び方覚えられるわけがありません。しかし結び方に関しては、一度結んでしまったら、あとは足を突っ込むだけです。ほつれてきたら締めますが、基本そのまま。
ハードコアランナーを気取るならぜひおすすめです。