凡庸記録

48歳のフィジカル管理とゴルフの記録

多摩ヒルズでゴルフしたレポート(追記:2021年7月、12月、2023年11月)

2017年のエントリーですが、時間の経過とコロナ禍で多少状況が変わっていたので加筆しております。

 

多摩ヒルズゴルフコース

場所

 

多摩ヒルズは在日米軍のリクリエーション施設です。

古くは日本軍の弾薬庫とか、管轄は空軍とか日米地位協定とか、面倒な話は専門のブログにおまかせするとして、このブログはお楽しみ用情報ブログとして書いています。ご理解の程よろしくおねがいします。

 

私は特別に米軍などにコネがあるわけではありません。このゴルフ場で開催されているオープンコンペに参加しているだけです。かつてこのオープンコンペ運営者がホームページで参加者を募集しており、そこ経由でエントリーしたのがきっかけです。

※何度かプレーする方法について問い合わせがございましたが、その辺に関しましても、私は関係者ではないので、ここでは返答を差し控えさせていただきます。

今ではそのホームページもなくなり、新規はどうやって募集しているのか?私には分かりません。

 

今回はこのオープンコンペ参加紀行を書いてみます

 

トモダチ!!


この撮影した日は横田基地の消防隊の主催のチャリティーコンペとの事でした。

毎回なんかの公益団体主催チャリティーコンペの体になっています。

入場について

事前に名前、連絡先、国籍、入場する際の自動車のナンバープレートをメールで連絡しておきます。

・パスポート
マイナンバーカード
・運転免許証+国籍の入った住民票

上記のどれかを入場時、ゲートの小屋で提示を求められます。私はマイナンバーカードを使っていますが、なぜか運転免許証も提示を求められます。

かつては
期限切れのパスポートで入ることが出来た事もありました。この時は実は念の為免許証を用意していました。

ちなみに
横田基地、座間基地の場合はもっと厳しいです。車両の下まで鏡でチェックしたり、実際に車両の保険証のチェックもされます。やはりここ多摩ヒルズは軍事施設ではないというか基地本体ではないからなのでしょうか?
とわいえ
入場時にチェックするセキュリティの方の腰には銃には正直ビビります。 

ゲートを潜ると、第一の注意は駐車場で駐車してはいけないスペースがあります。

ゴルフ場のチャンピオン用スペースと将校用スペースです。車止めに書いてあります。

軍施設は階級社会ということなのでしょうか?

クラブハウスで受付、支払いを済ませると、食堂で朝食です。

朝食は日によって微妙に違いますが、イメージ的にマクドナルドの朝食セットの雑な感じなモノです。

練習場で練習もできます。

ボールは米国練習場ではなぜか必ずのあの黄色ボールです。

朝礼でコースの案内やルール説明が一通り行われます。

そしてショットガン方式なので一斉にカートで指示されたスタートホールに向かいます・・・・

このゴルフ場、どこが何番ホールかとかの看板が必要最低限しか無いためここでかなり迷います。初めてきた方にはこの時間が一番スリリングです。迷子になったらコンペが始まってしまいます。どこから球が飛んでくるか分かりません。グーグルマップも使えません。

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このスコアカード裏の地図だけが頼みです。

カート

こちらの2人のりカート×2で回りました。

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↑2021年2023年、特にカートは更新されていませんでした。

私が過去乗ったカートの中では最速でした。かなりトルクフルです。始動都度、隣の同伴者の頭がグラグラ揺れるのがきになります。これはアップダウンの激しいコースの為の仕様なのか、単に二人乗りで車体が軽いだけなのか?(未確認の想像です)

落雷時の注意

カート道の通路も無駄にアップダウンが激しいです。運転の注意はかなり必要です。
少しでも土木をかじった事がある人なら、なぜわざわざこの窪や小山の上を舗装して道路にするのか?と首を捻ると思います。それが米国式なんでしょう。

コースについて

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スコアカードの裏の地図です。
#9、#8の奥が川崎街道です。
もっと長く作れる余力はありそうですが、まあ、これ以上開発する事はないと思います。個人的には#16のティーグランドをもう少し奥にセットバックさせて長くさせればいいのにと思っています。

スコアカード

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はっきり言って短いです。バックティーでプレーするのはキャディマスターに言うべきなのか?日本人はダメって言われるんじゃないか?そもそもコンペで来ている俺達はそれは無理なんじゃないか?とかなんとか思うと、面倒だからレギュラーティーで6000yそこそこでまあ楽しんじゃうわけです。

「4/5」というホールがあります。まあ、このコースに限らず偶にありますね。私ははっきりしてほしいと思う派です。
2021年12月使用したスコアカードは#18、#9は4になっていました。

 

ヤーテージ情報

ブラインドホールは↓この様な設備で鳴らして後ろの組に知らせる事になっています。

ボンベだと思います。超アナログ式で故障や間違いはないはずです。しかし、この横を通らないと忘れちゃうんですよね。

2021年4月追記

現状は、この音シグナルに加えて電波信号もあります

が、場所によっては故障していました。やはりアナログの確実性を感じました。

2021年12月

上のセンサーは撤去され、従来どおりのアナログなボンベがペンキを塗られていました。

2023年11月
やはり特別そのような装置はありませんでした。

 

毎ホール、ティーグランドもしくはその付近にこの様なコースレイアウトが記載されています。

2023年↑この石版マップはなくなっていました。GPSサイトかなにか用意するのが懸命だと思います。

ヤーテージ杭、木、看板他

コース途中によくあるヤーテージの小さい丸くカットされた木もありません。

代わりにプレートがコース内に埋め込まれています。

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芝に埋め込まれているヤーテージの看板の石↑を探すなんてできるわけがありません。
GPSやスコープなど持ち込むことをおすすめします。
一般的なゴルフ場では有りませんが、GPS各社このゴルフ場のデータはあります。 

 ウォーターサーバー

3ホールぐらい間隔で設置されています。

当然ただで飲めます。脇に設置されているコップがこの三角紙コップという、にかにも日本仕様ではない感の丸出しコップです。

単なる水ではなく、凍らせているのか、キンキンに冷えています。

2021年追記
↓の様にウォーターサーバーは撤去されています。これもコロナ対策とのことです

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2021年12月現在

撤去されたままでした。

2023年11月
復活していました。

三角紙コップはなくなっていたので水筒が必要ですね・・・・

ティーグランド

以前はグリ石程度の石にペンキで塗られたような乱暴なマークだったのですが、このようにロゴ入りのプレートに変わっていました。

2021年4月追記

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丸い形状に変わっていました。↑はレディース
レディースティーの設置の有無そしてその距離についての情報は女性はとても気になる情報だと思います。距離が出ない女性は喜ぶ親切設定になっています。

 


その他コースに関して

基本的に、思いやり予算のおかげか?!かなり良いコースコンディションです。


2021年4月追記

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かなりの量のたんぽぽが咲いていました。驚きました。
予算は維持されえたまま延長されたニュースがありましたが、ここは違う要素があったのでしょうか?www.nikkei.com

欧米人の「草」「芝」に関する感情というか距離感の違いなのでしょうか?

 

 

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ショップについて

クラブハウス1Fにプロショップがあります。私のような一般ピープルではなく、関係者がこのゴルフ場でプレーする場合は、このレジで手続きや支払いなどをします。一度某関係者にご案内されて来た時、その様なシステムでした。

↑この写真は店外の廊下からウインドー越しに撮影したものです。

※要注意※

ここのレジの婆がマジうるさく怖い

店内で写真なんて取った日にはすげー怒鳴られます。ドル表記の値札に感動して撮影したら思いっきり怒鳴られました。40半ばのおっさんが白髪婆に怒鳴られて涙目。(店員婆は複数名いますが、白髪が多ければ多いほど強烈傾向)

ゴルフ5やヴィクトリアなどではお目にかかれないオリジナル商品やらで一日中居られるほどでうっとりしていると、「買わないなら出ていけ」と言わんばかりに色々言われます。駄菓子屋の婆が子供が万引しないか目を光らせている構図そのものです。私のようなぼんやり妄想ゴルファーはまさにターゲット。毎回何か言われ、モヤモヤを一緒に買って帰っています。

クレジットカードはJCBが使えません。これは米国の常識ですね。

一度↑の婆に「日本発行のクレジットカードは使えません」とクレジットカードの意味すら否定する指示(命令)を受けたことがあります。

私自身、年に1度来るか来ないかの頻度なのでしょうがないのですが、とにかくこの施設はシステムがコロコロ変わるので注意が必要です。

 2021年7月現在、閉鎖されていました。

2021年12月プロショップは復活していました。
上記写真のキャディーバックを購入しようとしたのですが、

「日本人はシューズとバックは買えません」

と新たな謎の設定を言い渡され(かなりの怒鳴り声で)、買うことができませんでした。まあ本当は諸事情があるんでしょう。こちらはビジターですからねえぇ。そのへんの事情をちゃんと説明すればいいんだろうけど、一辺倒に怒鳴るわけですからこちらもモヤモヤするわけです。

帰り際今度は対応の良さそうな若い店員さんに再チャレンジ「バックは買えないんでしょ〜?」と聞いたら「現金なら買えます」との返答をいただきました。次回はドル紙幣300ドル握りしめてリベンジします!そんな馬鹿な自分が好き。

2021年12月

お土産

オリジナル商品を購入しました。このマークはコース新ロゴの様ですね。私も旧来の富士山と鶴のマークよりポップで気に入っています。


2023年追加
レジ婆の対応はかなり改善していました。偶然かもしれませんが

 

食事について

私が参加しているこのオープンコンペは朝食、昼食付きです。

 

朝食

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かつてはレストランの隅のグリルで焼いているベーコンやスクランブルエッグを配布されていたのですが、今は上記写真の様に盛られた皿と箱をカウンターで配布されます。

2021年12月追記

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随分とさっぱり簡素化された朝食になってしまいました。ちなみに生春巻きの様ですがブリトーでした。

飲み物

ビールにも酒税、消費税は発生しません。3ドルで販売されていました。f:id:shi4109216:20190731162729p:plain

アウトコースインコースのスタートホールの間にコース管理オフィスがあり、その後ろが売店になっています。ここで軽食と飲み物が買うことが出来ます。

コース内の小屋の自販機ではアルコールが買えませんのでココで購入することをお勧めします。もちろんドルも円も使えます。

2021年追記
この売店がクローズになっていました。飲み物はコース内の自販機か↑の食堂のカウンターで購入することになっていました。

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2021年4月追記

コンペの参加賞としてソフトドリンクが配布されました。私はあえて↑この

クールなテイストを選んでみました。

2021年12月追記

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配布ソフトドリンクは赤コーラ単独。久しぶりに飲むと、まあ美味いね。

ちなみアウトとインのスタートホール間の売店は閉鎖されたままでした。

昼食

スループレーの後はアメリカンなデカハンバーグをいただきます。

↑ソースの類は一切有りませんので、私は思いっきりケチャップとマスタードをぶっかけて食うのが好きです。

正直言って大味で不味い。パンも肉もパサパサ

2021年追記

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チーズケーキが追加されました。炭酸ジュースは飲み放題だったのですが、横田基地のルール?でおかわり禁止になった旨が書かれていました。
チーズケーキは濃厚で美味かったのですが、ハンバーガーは正直言って美味くなくなった。パンがボッソボソ、肉がボロボロの安定の味。近年、ゴージャスなハンバーガーがブームでこちらも舌が肥えてきたのかもしれません。が、やっぱり残念感

2021年12月追記

メニューは一切更新なく、同じものが出されました、、、、、

 

パーティー

私が個人的にとても気に入っているのが、このコンペの表彰方法です。
司会の方が
「90台より少ない方手を上げてください、80台の方〜70台の方〜、はい貴方チャンピオン!」

スコアカード提出も新ペリの隠しホールも関係ありません。完全実力主義

やはり先ずはクラッチのベスグロの表彰こそコンペティションでありチャンピオンなのです。

で、その後抽選会。そもそも「新ペリ」なんてビンゴゲームみたいなものですからね。

2021年7月追記

パーティーは行われず、ハーフだけのスコアで集計して食堂で結果が発表されていました。どのような状況になっても、より合理的な手法を採用する徹底された運営には驚かされます。 

2021年12月追記

パーティーが復活されました。

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フォーマットは完全に従来どおりに戻っておりました。

 

全体的な感想

コース自体は短く、アップダウンの激しいコースです。コンディションも特別いいとも言えません。

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12月はベントグリーンを使っていましたが↑のようにアバタができていました。普通の会員制ゴルフコースではありえない状態です。

あまり多くを求めないのも米国式スタイルなのかもしれません。一般的なコースと全く違う運営スタイルはとても自由でおおらかに感じます。
自分でカートを運転して自動車に横付けしてカートに荷物を載せ、スタートホールにカートを運転して向かうって、本来当たり前ですよね。
セルフプレーをするゴルフ場は増えましたが、ここまで徹底したスタイルのゴルフ場はここしか私は知りません。


トイレの便器の位置が微妙に高かったり、大便のドアの下が丸見えなど、無駄にガチなアメリカン雰囲気が不思議と好きです。1年に一度は来て楽しみたいと考えています。

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