凡庸記録

48歳のフィジカル管理とゴルフの記録

東京マラソン2023報告

東京マラソン2023完走しました

 

記録

ネット3時間55分

グロス4時間3分

過去マラソン記録(ネット)

東京マラソン2016:3時間57分

東京マラソン2018:3時間53分

練習状況

9月、10月と150km程度走っていた。平日朝は犬散歩ジョグとタバタトレーニング×2
10月のハーフマラソンで右膝半月板を痛め、11月12月全く走らなかった。タバタトレーニングだけは同様にやっていた。
1月150km、2月250kmと復活させた。このときはやはり平日は犬散歩ジョグ+タバタ、そして週末に10km程度のランニングでビルドアップ。2月は週末に15〜25kmと距離を伸ばした。

怪我をする前から、平日のトレはタバタトレーニングと週1の自重脚トレが中心。今回はマラソンタバタトレーニングがマラソンにどれほど効果的か?というおれの仮説に対する自前実験的な側面もありました。

レース状況

小便問題

やっぱり克服することができなかった尿意。前日午後から普段は水代わりに飲んでいるコーヒーを飲みませんでした(カフェイン断ち)。
朝は自宅で済ませ、会場で済ませたのですが、スタート地点のブルブルと震えるスタート前の時に尿意。この尿意を気をそらしたりして克服出来るかとも思ったのですが、やっぱりだめ。もう膀胱パンパン。靖国通りの市ヶ谷手前でトイレに行きました。ロスタイム推定4分・・・・

この後は一切尿意に襲われることはありませんでした。スタート前のもう一回絞り出しが必要だったと反省です。

心拍数問題

ガーミンを見て気になったのが、心拍数がスタート時点から高いことです。

平均175 MAX203

じゃあ、疲れているか?息が荒いか?というとそんな事はありませんでした。
緊張、興奮というメンタル要素だと思います。

しかし当然心肺に対しては影響、ダメージはあるわけです。走っている最中は結局どうしていいかわからず、結局放置でした。

この辺についてアイツに聞いてみました。

つまるところ、練習とリラックス程度で特に手立てはないようです・・・・

レース展開

基本的には5分30秒ペースを守り、最後はスイッチ入れてクレイジーに出し切ると考えていました。そしてまあほぼそのとおりの数値になってはおります・・・・

36〜39km辺りで5分40秒ペースを割っています。ここは場所でいうと

↑この日比谷通り。東京マラソンのコースで一番自分の中で馴染みのある場所です。
折返しの田町は20代の雲をつかむ様な日々を過ごした青春の地、、、
無駄に土地勘と距離感があったので折れかけていたのが本音

折り返して左側に日比谷公園が見え、今度は逆に土地勘的にそろそろゴール!って自分に鞭打って頭の中をキチ@イのくるく@~パーにして脚を回しました。

反省

20km以上の練習不足

2時間以上のランニングが不足していることは認識していましたが、こう体に重く影響することは思っていませんでした。ペースを気にしないで時間だけをしっかり取る練習を増やします。

仮説に対する立証としてマラソンにおけるタバタトレーニングの効果について

ゴール前の絞り出し追い込みの追い上げができたというのはタバタで常日頃頭真っ白にクラクラになっている慣れでできたのかもしれません。しかし、後半のバテ、精神的座屈はやはりタバタではなく長距離練習不足。

つまりは万能ではない。タバタだけやればサブ4可能というのは言い過ぎ(誰も言っていない)と言ったところでしょう。

 

脊柱起立筋トレーニング不足

そもそも後半弱っていたからだとも思いますが、バランスを崩しながら走っていました。体幹の弱さが露呈していたと思います。ハンドニーやデットリフトなどのマラソン版の地味な筋トレを今後は増やす必要性を感じました。

今後について

東京マラソンの魅力はやはり普段車で走っている東京の道路ど真ん中を走るというところにあると思います。しかし今回走って思ったのが下町辺りってそんな普段の生活圏にないから馴染みがない。下町ばっかり走ってもちょっと飽きる。

万世橋秋葉原→上野手前折返し
隅田川渡って→富岡八幡までの折返し

これら辺で距離を稼ぐなら、国立競技場などを中心にした渋谷近辺がほしいと本音思いました。道路を止める負担や経済的影響がこちらのほうが大きいのでしょうね

国立競技場がゴールになるぐらい新しいコースになったらまた走ってもいいけど、もう卒業かな、というのが本音です。

実は「フルマラソン」ってこの東京マラソンしか走ったことがありません。

地方遠征は函館のハーフマラソンだけです。

しばらくは違う都市でマラソンを楽しむというのも目標としていいのかもしれません。

今後の目標設定としては
グロスタイムでサブ4
サブ3.5

この辺になるんだと思いますが、今回のように自分を追い込んで絞り出してのサブ4ではなく、

楽勝鼻歌地方都市の風景観光をしながらのサブ4でゴール、終わってうまいもの食うのも楽しみ

っていうのをめざすことにします。

 

その他東京マラソン2023について

外国人ランナーが本当に多かった。前日のランナー受付の段階から、日本人受付より外国人受付の方が列が長くなっていた。本国では既にしていないであろうマスクをしている姿が健気にも感じた。

しかし、どうもなんか「もや」っと来るんです。アボットワールドのメダルをジャラジャラさせているあの得意げな表情が。どうせこちらは東京しか走った事ありませんからしょうがないし、ボストンでなんて走るなんて不可能な現実ですよ。この腐って傾いた根性がこの「もや」の原因なんでしょうね。

私が東京マラソンで走ることができたのはチャリティー枠です。

www.marathon.tokyo

これについて、「金で買ったんだろ」なんていう輩がちょいちょい現れます。チャリティーの意味が分かっていない輩について言うつもりは毛頭ないです。

しかし、アボットワールドもや」と「金でチャリティー」ってまあ本質は同じ「妬み」であるとも思います。

ふるさと納税で食いたくもないりんごや米買って無理やり節税した気分になって得る喜びと、東京マラソンで苦しい思いをして42km走る喜びの違いなんて価値観の違いと言えばそれまでなわけです。

とわいえ、もう東京マラソンは当分いいかなっていうのが本音であります。